CDレビュー

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BMG  (RCA RED SEAL)

ラインの歌〜ビゼー&フォーレ

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 (1)

革命のエチュード プレイズショパン

ショパンとサンド〜愛と哀しみの旋律

謝肉祭〜プレイズ・シューマン

私たちの思い出 (1)

モーツァルトアルバム (1)

ハイドンアルバム (1)

 

 

グラモフォン Grammophon

ショパン:17のワルツ

ショパン:マズルカ集

グラナドス:ゴイエスカス

シューマン:ピアノ協奏曲

サティ:ぞうのババール  

 

Harmonic music クラウン Crown ビクター Victor
ショパンアルバム ショパンアルバム ショパン・コンクールのライブ
シューマンアルバム    

ハイドンアルバム
BMG(RCA RED SEAL)
ハイドンという作曲家は、一般的に、どのようなイメージを持たれているのでしょうか。
私にとってのハイドンは、小学生の頃の、ソナタアルバムに載っていたピアノソナタのイメージから、全く変わっていなかった…と言っても過言ではありませんでした。
しかし、来日公演でルイサダ先生が演奏されたハイドンのソナタは、活き活きと表情豊かでとても雄弁、そして、親しげで暖かみのあるもので、それまでの私の印象を変えるものでした。
ですから、このアルバムの発売もとても楽しみにしていました。
そうして聴いたハイドンアルバム…。
これには、再び驚きました。
生で聴いた時には気付かなかったスピード感があるモダンな演奏なのです。
それでいて、もちろん、活き活きと表情豊かで雄弁であたたかいのです。
おかしな例えかも知れませんが、新幹線の中で聴いている時に、外が田園風景の時よりも、都会の夜景みたいなものの方がしっくり来る感じがします。
とても都会的なハイドンです。

(♪)

モーツァルトアルバム
BMG(RCA RED SEAL)
ルイサダ先生の演奏は、音が美しいのも魅力の一つですが、このモーツァルトの音の美しさは、もうとにかく半端ではありません。
余りの音の美しさに、何かをしながら聴こうとしても、ふと手が止まってしまうほどです。
でも、その美しさは決して冷たい美しさではありません。
あたたかい、聴く人を受け入れてくれる美しさです。
う〜ん、モーツアルトの演奏について言葉にするのは難しいです。
とにかく美しいです。
あとは聴いて見てください…としか言い様がありません。

(♪)

わたしたちの思い出(with ローラン・コルシア)
BMG(RCA RED SEAL)
なんとも洒落たアルバムです。
ジャケットのデザインも洒落ていますが、決して見掛け倒しではありません。
これも、来日の時の、デュオコンサートでも書いたのですが、ルイサダ先生とコルシア先生の音楽の推進力のようなものが非常に近いので、演奏家としてのタイプは違うのに、演奏が成り立ってしまう…、そんな感じです。
そして、そういった音楽のスピード感…というのは、録音だとなかなか感じられなかったりするのですが、このアルバムでは、そういう所までかなり再現されているように思いました。
これって、たぶん、とっても凄いことです。
洒落てて、美しくて、カッコ良い、そんな演奏の数々です。
「クラシックって退屈…」
なんて思っている方にも、是非、聴いて欲しいな…と思いました。

(♪)

ショパン:ピアノ協奏曲第1番(室内楽版)他(with ターリッヒ・カルテット)
BMG(RCA RED SEAL)
ショパンのピアノ協奏曲といえば、ピアニストにとっては、重要なレパートリーの一つであることは間違いないと思います。
しかし、それの室内楽版…というのは、大変珍しいのではないでしょうか。
この室内楽版も、ショパンの手によるものなのだそうです。
ルイサダ先生の演奏でしか聴いたことがないから…かも知れませんが、私は、この室内楽版の方が、オーケストラ版よりも好きかも知れません。
ショパンは、ピアノの作曲家で、作曲をきちんと勉強した方から見ると、ピアノ協奏曲のオーケストレーションなどは酷いもの…らしいのですが、室内楽版を聴いていると、その話にもなんとなく納得がいく気がしてしまいます。
その点、この室内楽版では、音楽の何もかもが手の内に入っているような、そんな安定感を感じるように思えます。

室内楽版ならでは…の、弦とピアノの音が一体となったルバートは、他のピアノ協奏曲が聴けなくなりそうな位の気持ちよさです。
それも、ピアノと弦のどちらもが雄弁な音楽でピアノソロの何倍もの豊かな音楽として、語りかけてくるのです。
ルイサダ先生の演奏も、ソロと同じくらい自由に、自然な呼吸を持ったものになっていて、聴いていてとてもリラックスできるものです。
緊張感が高まる部分のスリリングな感じも、ドキドキしてたまりません。
そして、陰りのある転調の部分での切ない旋律の美しさは、ため息が出るほどです。

良いCDとはどんなものか…と考えた時に、繰り返し聴くのに耐えうるもの…というのが挙げられると思うのですが、このCDはその点でも素晴らしいものです。
購入から、何年も経って、四六時中聴いている時さえあるのに、飽きるどころか、いつでも新鮮な気持ちで聴くことができるのですから…。

(♪)

 

 

 

 

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